※こちらの商品はUsed商品となります。
※回転も十分滑らかで問題ないのですが、固着しているのかスプールを取り外すことができない状態です。表面のスクリューカバーを外しますと写真の通りベアリングの中身が見えている状態です。無論通常使用には問題ありませんが、この理由により通常価格よりもお安くなっています。通常使用ではスプールを取り外す場面はほぼないと思います。
英国アドコック・スタントン社のセンターピンリール、4.5インチバージョンです。
ビンテージスタイルのクラシカルな外観ですが、年代的には90年代ごろの物と推測され比較的新しいものです。現行の「レトロ」リールというモデルの前身と思われます。(http://adcockstanton.com/product/retro-reel/) 機能や性能はモダンなハイエンド・センターピンリールです。
全体にアルミのボディには薄い白さびや小傷・線傷が、スプールの真鍮には真鍮独特の錆がいくらか見られますがこれが適度にビンテージ感を醸し出し大変趣深い外観となっています。また、スプールエッジに溝が掘ってあり、濡れた手でも滑りにくいようになっています。
このリールはとにかく堅牢な作りで、オープンスポークタイプに比べて頑丈です。大切にお使い頂ければ50年以上使えそうな品質です。
アドコック・スタントンリールについて
http://adcockstanton.com/about/
アドコック・スタントンはおよそ80年前に「レイノルズ・リール」としてその歴史が始まりました。
英国のトロッティング用に開発された初期のリールは、ハンドルもないシンプルなもので、巻取りはスプールを叩くか指をスプールの穴に入れて行うというものでした。
ハリー・レイノルズは英国ノッティンガムのスタントン・アイロンワークスのエンジニアでしたが、1938年ごろ、「レイノルズ・リール」と呼ばれることになる最初のリールを作りました。
彼は6個ほどのリールを作り、土曜の朝、シェフィールド行きの列車に乗り込んでパブを回りリールを売ったといわれています。当時シェフィールドは釣り人口が多く、彼のリールはよく売れ、生涯彼はリールを作り続けました。
1980年代半ば、彼のリールのデザインはクリフ・アドコックによって手直しされ、「アドコック・スタントン」と改名されました。クリフが引退してからの最近では、更なる開発と改良が同社のリールには施されています。同社の現行モデルは当時のクラシカルな外観を保ちながら、最新の技術と部品を用いた最高の現代的なリールとなっているのです。
仕様
スプール直径:113mm
本体幅:32mm
スプール幅:18mm
自重:264g
いくらか使用感ありますが写真のリールケースが付属します
【ヴィンテージセンターピンに関しての注意事項】下記記事をご一読ください。